年が明けたと思ったらもう1月も下旬。
ご挨拶が遅くなり大変申し訳ございません。
皆様改めまして今年もどうぞ宜しくお願い致します。
先日お伝えしました通り、僕達は今全く新しい動きの中におり、2021年1月1日にその情報を開示させていただきました。まずはその内容についてお伝えさせていただきます。
先日、経営していた古民家民泊とカフェが閉業となり、これから先の大切な命の時間は、農と芸術事にお互い使わせて頂こう!と妻と話し決意をしたその日の夜から、何故か突然に神様なる方々からの声が妻に聴こえ始める事となりました。(いきなり突拍子もない話でゴメンナサイ!)
当時僕たちはスピリチュアルな世界には全く無縁でしたので、そのまさかまさかの展開に僕も友人知人も、そして何より本人も驚くばかりでありました。その理由や経緯など細かくは長くなるので割愛させていただきますが、今はとにかく「このことを仕の事(仕事)と致せよ」との言葉に、示される神社やお寺、史跡など全国様々な場所に出向いては端開きというものをしたり、光の柱なるものを立てたり、その行く先々で神様や仏様、先人たちの声を受け取り紡ぎ記すことをしています。
妻に神仏の言葉が聴こえはじめるという、あまりにも突然の出来事に当初は驚き戸惑いしきりでありましたが、神様や仏様からの言葉たちはわかりやすく心に染み入る大変素晴らしいもので、これは生きることに困り迷っている人たちに届けていきたい。コロナや訳がわからない事件や自殺が増えている今の混沌とした世の中にとても必要な言葉たちだと強く感じる様になりました。
また、目や耳を疑うような不思議な体験もこれでもかという位に積み重なり、日本人が忘れてしまっている神様の存在や神社の意味、仏様の存在や自然のこと、命のことなど、一切の宗教の枠を越え生きる指針となりうる深いメッセージを発信し、これより左回転の緩みとなる世で起きゆく天変地異などの事象地象を 端開きや光降ろしで緩め、大難を小難、小難を無難にするという (何かこう書くととても壮大ではありますが(汗)その陰のお役目を全うさせて頂こうと家族で肚を決めた次第であります。
僕達もそうであったように、今まで縁の無かったこの一般にスピリチュアルと呼ばれる世界は、人によってはあまりよくない印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ぶどうやプラム、ころ柿たちを楽しみに美味しく召し上がって下さっている皆様からすれば「なぜに?」とお思いの方もいらっしゃることと察します。
しかしながら今回のことは、僕たちが今まで築き上げてきた様々なものを失う事も覚悟の上での決断です。全ての方に理解を戴こうなどとは毛頭思っておりませんが、僕たちなりのここまでの想いも含め少し伝えさせて頂けたらと思いますので、大変に長くなりますがどうかお付き合いいただければ幸いです。
山梨へ移住して今年で10年目となります。木村秋則さんの教えに感銘を受け足を踏み入れた自然栽培の世界。試行錯誤を繰り返しながら果物たち、そして自然と向き合ってきたこの月日は、僕たちにとってかけがえのない素晴らしい時間でありました。
樹々たちを果実を作るただの樹ではなく、子どものような想いで育ててきました。はじめは収穫さえ叶わなかった僕たちが、今このように全国に繋がるお客様がいらっしゃること。そして、大切に育てた果物たちを美味しいと召し上がって戴けること。それこそすべてが奇跡のように感じています。
時には無農薬の果実の美味しさに感動していただけたり、化学物質過敏症で果物が食べられなかったのにはじめて食べられたとお手紙やお電話をわざわざ下さるお客様もいらっしゃいました。「僕達が育てる果実で誰かを笑顔にできたら」そう願い続けてきた僕達にとってそれはこの上ない幸せでありました。
この度の動き、お役目には実は何かとても不思議な縁も感じていたりします。神が宿ると言われる自然に向き合い、学ばせて戴いてきた故の事かと思ったりもします。この自然栽培の世界もやはり目に見えない世界との対峙でありましたし、ものを言わない植物たちの声を聴きとる心の鍛練のようでもありました。
今、神様たちからいただく言葉たちの中には自然に関する言葉が沢山出てきますが、そのどれもこれもが今まで向き合うも聴こえなかったプラムやぶどうの樹たちが懸命に訴えていたことなのかもしれない。そんな風にも思えてなりません。
先日、青森県の木村秋則さんのりんごの畑にほど近い岩木山神社に行くようにと示しがあり、久しぶりに青森の地を訪ねてきました。尊敬する木村さんとの出逢いからもう7年という時間が経っていました。岩木山の神様からは木村さんとの縁についてや農の大切さを伝えて欲しいということ。そして農は業(農業)にせず”伝えゆく役”となるように、との言葉をいただきました。
自然栽培は、指定された農薬を使用する代わりに販売先が確保されるという、日本が作り上げた顔の見えない農業の循環から道を外れ、いわば不安定な経済と常に隣り合わせの栽培方法です。
そんな中にも活路を見出すべく試行錯誤を続けながらも、やはり生産販売が目的となってしまう農業の形にどこかずっと違和感をぬぐえずにいました。
今回神様からの「農業ではなく“農”を伝えゆきてくれ」という言葉は何かとても肚に落ちる感があり、僕たちがずっと掴みたいともがいてきたものは、本当は生産販売という農業という形ではなく、土に触れ自然に向き合い、その宇宙のような理に込められた、人が生きるに必要な物事を学びゆく事だったのではないか?という結論に今回至りました。
これより先に見え始めた僕たちの農のビジョンは、漠然と「伝える農がしたい。でも、伝える農って何だろう?」と昔つぶやいていた自分自身に長い時間をかけて還ってきた答えのようでもあります。
まだまだぼんやりとした輪郭ではありますし、先のことをお伝えするのは難しくありますが、どのような形であれ、土に触れ自然と対話するという、人が生きる根本となりゆくこの農の姿を伝え続けていけたらと心から願っています。
今までのような皆様への果物たちの販売につきましては今後どのような形を取らせていただけるか具体的にお伝えすることが出来ず恐縮でありますが、またこの場をお借りし逐一状況をお伝えしていけたらと考えています。
2人きりで始めたこのおととわの農の世界も、今では心通い、全信頼を置いて共に自然に向き合える心優しき仲間がおります。そしてその仲間も有難い事に今回のこの突然なる動きに全面的に協力してくれています。その心強く温かな仲間に時に甘え、力を戴きながら、僕たちらしさを大切に前進していけたらと思っております。
最後に
神様のこの動きに関しては、妻が時間を割き心を込めて毎日言葉を紡ぎ伝え続けています。自然から離れ苦しむ人々が増え続けてしまっているこの世の中に、何とか生きる希望となる言葉を放つべく日々心を尽くしています。
良い悪いはありますが、このネット(スマートフォンやPC)というものを通しこれほどまでに多くの人々と繋がれている時代はないものかと思います。“本当に届けたい、伝えたい人は表に出てくることが難しい場合がある”古民家でのイベントや、カフェ、コンサートなどでもそんなジレンマを感じる事が沢山ありました。そういう意味では今この時世の中、必要な人に届ける事が出来る可能性は無限大だと感じています。
風の音 鳥のさえずり 胸の鼓動
動物も虫も 人も大地も星も
今 ここで共に生きる奇跡 喜びを感じ合える
万物全ての命の音が永久に響きゆくように
まだ先が見えない世の中ではありますが
いつか、おととわの名前に込められた
この想いのような世界が実現する日が来ることを
僕たちは強く強く信じています。
今までの皆様とのご縁に、心から感謝致します。
本当に本当にありがとうございました
そして、これからもご縁を続けて下さる皆様
まだまだ至らぬ所多々の僕達ですが
心に正直に、天に素直に日々精進して参りますので
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
おととわ 太田欽也 美保
★ブログ・SNSのご案内 以下、彼女の綴っているブログです。その想いの深さは彼女の文章を読んで頂ければお分かりいただけるかと思います。ぜひとも応援戴けますと嬉しい限りです。(フォローなどが多い方が、より沢山の方々の眼に留まる仕組みのようです)https://note.com/otohakotonoha
その他、より広く多くに伝えゆくようにと神様にもお尻を叩かれ(笑)(実はSNSは苦手なタイプの人です^^;)アメブロ、インスタグラム、ツイッターなども立ち上げています。尚、最後に言葉紡ぎ旅に向けてクラウドファンディングのご案内もさせて頂いております。こちらもぜひご覧頂ければ幸いです。
旅は東日本を全て開き終え(約380箇所 2021.1月現在)今年には西の開きの旅が始まる予定です。わずかな貯金や農での収入を充てて無事に東の旅を終える事ができましたが、今後の西も同じく家族総出での長き旅となる為、引き続きクラウドファンディングを開催させて頂いております。
開きの旅は示しのある神社や寺院、史跡などに出向き光の柱を立て、神様や仏様、歴史上の人物など先人の言葉を紡ぐ事を朝晩ひたすらに続け行く旅です。旅をしながら経済を立てる仕組みも急ぎ試行錯誤しておりますが一般的な就業はどうしても難しい為、どうかこの動きにご賛同戴けます方お力添え戴けますとこの上なくありがたい限りです。恥をしのぎ心よりお願い申しげます。(ご支援戴きました資金は、質素倹約の旅を心掛けつつ大切に使わせて頂きます)
★尚、ブログ記事や動画コンテンツなどを有料にしてしまうと、真っ先にお届けしたい本当にお困りの方にメッセージを届ける事が出来なくなる為、神様に伺い経済を立てる仕組みとしてこのような形を取らせて頂いております。ブログ記事等も特別なもの以外は今後も有料配信にする予定はございません。
★私達が旅ゆく場所は人の氣が無い神社や端と言われる場所が主で、人との接触、密度の濃い時間はほぼ皆無でありますが、現在の情勢を鑑み旅の際は充分に気を遣い皆様や社会にご迷惑かかることなく巡れたらと思っております。
その他SNSご案内
〇ツイッター https://twitter.com/otoha_otoha432
音葉 *otoha*(←音葉と*の間にスペースです)
〇ameblo https://profile.ameba.jp/ameba/otoha-kotonoha/
音葉 otoha と漢字と英語を入れると出ます
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旅先で遭遇する龍雲や神様雲、不思議雲など空の写真を紹介しています。一部先に紹介します☆
〇インスタグラム https://www.instagram.com/susanote432/?hl=ja
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音葉の音ブログ他、これより神社の紹介や、楽しい動画などを
アップしていく予定ですのでぜひチャンネル登録をお願い致します^^
風の音 鳥のさえずり 胸の高鳴り
動物、虫、人も大地も星も
今、ここで共に生きる奇跡
万物の命の音が、永久に響きますようにー
おととわ
無肥料無農薬 自然栽培 おととわの音プラム
酸っぱいというプラムの概念が変わる人気のプラム
Under the same sky Project~山梨と福島をつなぐ~ 毎年3月にプラネタリウムコンサートや写真展示等を通し当り前じゃない日常や「今、ここ、生きる」を伝えるイベント
あの日、自然が私達に教えてくれた事 旅立った沢山の命が 示してくれたこと
忘れないこと 二度と過ちを繰り返さないこと そして 生き、続けていくこと
Under the same sky わずかな数分の時間だけでも 想いを共有しよう 空を見上げてみよう
そこから生まれる優しさと愛が 無限に広がりゆくようにー
太田欽也 静岡県出身 山梨市在住 農業 舞台俳優 ボイスアーティスト
ロックバンドのボーカリスト、俳優などして活躍後、2011年、山梨市へ移住。大自然と農業の魅力に引きこまれ、「奇跡のりんご」で有名な木村秋則氏の提唱する自然栽培を果樹、野菜を中心に実践。2015年、農・食・芸術を主軸として活動する。「おととわ」を立ち上げ、人々の生きる力や笑顔につながる活動を展開すべく奮闘中。
太田美保 福島県出身 山梨市在住 ピアニスト 即興演奏士
2011年に山梨市へ移住。即興演奏能力を活かしプレイヤーとして活躍。音楽・朗読療法を学んだ経験から生まれた1stアルバム「ねむぴあの」は学校、病院、子供の寝かしつけ、胎教など幅広いシーンで使用され話題となる。おととわでの活動の他、宙先案内人・高橋真理子氏との映像とのコラボコンサートや、福島と山梨をつなぐ~under the same sky project主宰、宙にうたえばなど、多方面で活躍中。
~おととわ 楽農日記より~~
山梨へ移住して早8年目。縁もゆかりもなかったこの地で、今では沢山の仲間や大好きな方々にご縁を頂き楽しく農業させて頂けます事本当に有難いなぁと日々感じております。
移住後慣行栽培を学ぶ中、自然からほど遠い栽培方法や大量の農薬や育て方に疑問が沸き、口に入れ命を作る作物たちを安心安全に育てることはできないだろうか?との思いにかられました。
そんな中『奇跡のリンゴ』木村秋則さんとの出逢いで自然栽培に魅了され独立。野菜やお米に比べ大変難しいと言われる果樹の自然栽培に取り組んできました。
熱い思いを胸に取り組むも無農薬無肥料の自然栽培での果樹栽培の道は険しく、一時はプラムやぶどうも病気に見舞われ全滅したり、何より家族がありながら食べられない経済状況に同世代の農業仲間からも非難や呆れ言葉をかけられる日々。やめようかと悩んだ時期もありました。しかし、変化の見える土や草、果樹たちの様子にあきらめることが出来ず信じ続ける中、少しづつ果樹たちは声に応えるかのうようにつやつやとした葉を茂らせ豊かな実をつけ、ついには虫や草たちが共存共演を果たしてくれました。初めて無農薬で育ったプラムやぶどうのおいしさの感動は忘れられません。
今では、珍しい果樹の自然栽培ということで畑を見せてほしいというご依頼や話を聴きにいらっしゃる方、恐れ多くも講演を頼まれる機会なども多くなりましたが、嬉しいながらもこればかりは技術ではなく想いが9割のような不思議な世界であって伝えることがなかなか難しい現状があります。
そんな現状をもどかしく思いながらも、低農薬無農薬に関心の高い若者の新規就農等が多い事はこれからの農業にとって大変明るい兆しと感じています。
自然の力で育った農作物には言葉にできない力強いエネルギーと味わい、美味しさがあります。僕たちはその自然の力を営みに寄り添い、よく声を聴いて支えていくだけ。自然の偉大なる仕組みをしれば人間の知恵や知識などなんと薄っぺらで浅いものかと。僕たちが「作っている」「育てている」と勘違いをした時点で何か違うなぁと思うのです。
微生物が豊かな土づくりや美しき水の循環、人体にこれ以上化学物質を取り込まない生活。自然栽培や昔ながらの古民家の暮らしなどにはそんなヒントが沢山詰まっています。
自然はシンプル。そして楽しいが大好き!
大切なことは、正しさより楽しさ。
人も、草も、樹も、生きとし生けるものすべてが
キラキラと永久に命を輝かせられるよう、
これからも 農×食×芸術のコラボレーションを
楽しみながら進んでいきたいと思っています。
まだまだ未熟で成長途中の私達ですが、
2019年も、皆様どうぞよろしくお願い致します
おととわ 太田欽也 美保